ケーススタディ

2022/10/19

10月30日から下北沢エリアで「WOOMSを活用したペットボトルの回収」を実施!

小田急電鉄は、東京都環境局による「事業系廃棄物3Rルート多様化に向けたモデル事業」に採択され、「WOOMSを活用した事業系ペットボトル等の共同回収」に取り組みます。これに伴う実証として10月30日(日)から11月5日(土)までと、12月11日(日)から12月17日(土)に、下北沢エリアで大手飲料メーカー6社や廃棄物処理業者などと協力した取り組みを実施します。

本施策は、街中や駅構内の自動販売機から使用済み飲料容器を効率的に回収することで、収集車の走行によるCO₂排出量の削減と、ペットボトルの適正分別に向けた啓発活動による水平リサイクルの実現に貢献するものです。対象は、路地が入り組み効率的な回収が難しい下北沢駅周辺の街中と、小田急線東北沢・下北沢・世田谷代田駅構内の自動販売機横のリサイクルボックス、合計100箇所程です。

現在は各飲料メーカーが、配送車を用いてそれぞれの自動販売機に商品を補充する際に、リサイクルボックス内の使用済ペットボトルや缶など資源を回収し、各社の事業所でとりまとめごとにリサイクルセンターへ引き渡しています。

実証期間中、各飲料メーカーは、商品補充にあわせて間もなく満杯見込みのリサイクルボックスの位置情報を資源回収の効率化に実績のある「WOOMS」に登録していきます。各社の登録作業が完了した時点で、それらを最も効率的に回収するルートを「WOOMS」で生成し、廃棄物処理業者の収集車がまとめて回収します。これにより、商品補充時以外の回収のみの車両手配や各事業者がリサイクルセンターを往復する必要がなくなり、さらに複数社の飲料メーカーと協力することによってCO₂排出量を削減できます。

WOOMS活用による資源回収効率化のイメージ

また、これにあわせて、リサイクルボックスにおける分別を促進し、ペットボトルの水平リサイクル実現に貢献する取り組みを実施します。2020年3月に当社と連携協力協定を締結した多摩美術大学が進める共創プロジェクト「すてるデザイン」と連携して実施します。「“つくる”ことで産業を支えてきたこれまでのデザインから“すてる”を考え社会や産業を支えていくデザインへ」をビジョンとし、同大学統合デザイン学科の学生が正しい分別を促すデザインを作成、駅構内のリサイクルボックスはデザインされたものを使用して社会へ適正に廃棄してもらうことを呼びかけ、水平リサイクル(ボトルtoボトル)の促進を目指します。

WOOMSでは、ごみのない世界「Beyond Waste」に向け、地域社会や様々な共創パートナーと連携した取組みを今後も継続していきます。

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