ニュースリリース

2022/06/13

東京都公募事業「使用済み紙おむつのリサイクル推進に向けた実証事業」のご報告

 WOOMS(小田急電鉄)は、ユニ・チャーム株式会社とともに、東京都の公募事業「使用済み紙おむつのリサイクル推進に向けた実証事業」に採択され、本件に係る三者協定締結日(2021年11月15日)から2022年3月8日まで、使用済み紙おむつの効率的な水平リサイクル実現に向けた実証事業を実施いたしました。

  これは、高齢化社会の進展に伴い紙おむつの使用量が年々増加していることに加え、使用後の紙おむつは水分を吸収することでかさを増し、廃棄物処理に大きな負担となっていることを受け実施したものです。

 本共同実証は、約2.5千世帯が生活する東京都町田市の特定地区を対象に実施しました。同地区では、従前から使用済み紙おむつを専用の袋で分別していましたが、可燃ごみとして処理されています。本実証では、この専用の袋に分けられた紙おむつを効率的に分別収集する仕組みを当社が担い、収集後ユニ・チャームにて収集内容の確認からリサイクルまでを実施しました。

 収集においては、「WOOMS App&Portal」による収集・排出サポートシステム機能を応用することによって、一般ごみの収集を担当する先発チームが各排出拠点を回り、紙おむつが出ている拠点をシステム上に記録、そこから最も効率的な紙おむつ収集ルートを生成し、紙おむつを担当する後発チームが収集。これを複数回におよび実証を行い、システム活用によって生成された収集ルートの有効性を確認しました。

 複数回におよぶ実証から、システムを活用した場合は、システム未活用時と比較すると、より少ない収集車にて効率的な分別回収が可能であり、全体の回収時間、走行距離ともに短縮される結果となりました。

 特にシステムを利用し特定の箇所のみを回ることで、同地区における使用済み紙おむつの分別回収は収集車4台から2台まで効率化することが検証できました。収集台数を減らすことにより、1台当たりの回収箇所数が増え、収集体制全体での開始時間から終了時間までが余計に掛かることが想定されますが、収集台数を減らしたとしてもシステムを活用することで収集体制全体の所要時間に影響を与えないことも確認できました。

回収コース軌跡

 現在、今回の使用済み紙おむつのみならず、剪定枝、製品プラスチックなどリサイクル可能な品目は多く存在し、資源を循環させる「サーキュラーエコノミー」の実現にはこれらを分別回収することが重要です。

 少子高齢化で働き手も少なくなる中で、今後収集員の確保が難しくなることに加え、廃棄物収集に割ける自治体予算の増額も多くは見込めない現状では、現在は焼却しているごみを、まずは住民の協力のもと分別し資源へと変貌させ、それを「WOOMS」システムのようなITを駆使し、より効率的に最小限の体制で分別回収することでその資源をリサイクルに回すこと、これが「サーキュラーエコノミー」の実現には欠かせないものと考えられます。

 このような問題・課題に対して、「WOOMS」は、システムを用いてまずは現状のごみ収集体制に余力を生み、この余力を分別回収体制の増備にあてがうことに加え、この分別回収にもシステムを用いることで、よりコスト増を抑えた分別回収体制の整備が可能となります。

 また、この「WOOMS」システム利用料はクラウド型のシステムとなっており、初期投資は発生せず、毎月の利用料を支払う形態であり、金額規模も分別回収体制を整備する金額よりは遥かに下回る金額で利用が可能です。このことから、この「WOOMS」システムの利用により、分別回収実施に伴うコスト等の負担増という課題を緩和させることも可能となります。

WOOMSでは、ごみのない世界「Beyond Waste」に向け、地域社会や様々な共創パートナーと連携した取組みを今後も継続していきます。

※WOOMSについて詳しく知りたい方は、ぜひお問合せください。

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