- ケーススタディ
【地域の資源循環を促進させるアクティベーション】大田区立中萩中小学校にて「ごみゼロゲーム」による環境学習を行いました!
2024年6月6日(木)に、大田区立中萩中小学校の小学4年生を対象に、楽しみながらごみの減量、環境問題について学んでもらうため、一般社団法人ゼロ・ウェイスト・ジャパンの講師を招き、「ごみゼロゲーム」を使った環境教育学習を実施いたしました。大田区役所清掃事業課、清掃事務所の職員の方々とWOOMSメンバーも一緒に参加いたしました。
「ごみを救え!」をコンセプトにした「ごみゼロゲーム」は、子どもたちに楽しみながら“ごみ”の削減を学んで実践してもらうために、ゲーミフィケーション(※)のメソッドを生かして開発されたものです。日々、モノを使うときやお買い物をするときに、どうすれば「ゼロ・ウェイスト」につながるかが学べるようにデザインされており、リユース・リペア・リメイク・ロット・リサイクルといった「“ごみ”にしない方法」に加え、さらに「そもそもこのものを使わない方法はないのか」(リフューズ)を提案するとポイントが高くなるといった「“ごみ”を出さない方法」を能動的に考える仕掛けになっているゲームです。※ゲーミフィケーション・・・ゲームデザイン要素やゲームの原則をゲーム以外の物事に応用すること
中萩中小学校4年生の約50名の子どもたちが参加し、家庭からどのくらいの“ごみ”が出ているのか?」「出された“ごみ”はどうなっているのか?」「なぜ、“ごみ”を減らさないといけないのか?」といった“ごみ問題”について、クイズ形式で分かりやすく講師が説明をしてくれました。
グループに分かれてゲーム開始。子どもたちは「紙おむつ」「ストロー」など様々なごみになりそうな品目が書かれた「ものカード」を受け取り、「ごみを救う方法」(リユース・リペア・リメイク・ロット・リサイクル+リフューズ)を選択し、ポイントを競いました。どのようにすれば、ごみにしないで済むかを真剣に考え、チームでヒントを出し合い、楽しみながら“ごみを救う”アイデアをたくさん出してくれました。
また、子どもたちと大田区の職員の方々が、ゲームを通して親交を深めることで、日常の生活からごみや環境に対する意識をすることが、いかに大切かを知るとても良い機会になりました。
WOOMSでは、ごみのない世界「Beyond Waste」に向け、このような地域社会や様々な共創パートナーと連携した取組みを今後も継続していきます。