インタビュー

2023/03/23

WOOMSの力で、効率的な草木類収集という課題解決への糸口が見えた。

産官学が連携したネットワークコミュニティから提案される形で、WOOMSと出会ったという名古屋市様。中部地方最大の政令指定都市でWOOMSのサービスが活用されるまでの過程と、導入後の効果や感想などについて担当者様に伺いました。

「どうすれば効率的に草木類が収集できるのか。」

WOOMSのサービス導入の背景にはどのような課題や経緯がありましたか?

名古屋市では、ごみの減量を目的に令和2年度より「草木類収集実証実験」として、事前申込により草木類の収集を行っておりました。しかし、「申込が手間である」「収集日までの保管が面倒」といった声も寄せられており、どうすれば効率的に草木類が収集できるのかといった課題にも直面していたのです。

そんな折、本市や民間施設などを社会実証の場の提供と課題の整理・解決をするネットワークコミュニティ「Hatch Meets(ハッチミーツ)」を通じて、小田急さんのWOOMSの提案をいただきました。草木類収集におけるこれまでにはない手法を提案いただき、実証事業として協力していただく中で、収集業務の新たな可能性を感じました。

通報機能で可燃ごみ中の草木類の約3割を回収可能に。

草木類収集でWOOMSのサービスはどのようにお役に立っていますか?

これまでも可燃ごみの収集時に排出されている草木類を回収すれば、ごみの減量につながるのではないかという考えはありました。しかし、どのようにその場所を報告させて、別の車両で収集するかということの見当がつかず、それ以上の検討は行われていませんでした。

WOOMSの通報機能を活用した後追い収集では効率的に草木類を収集でき、可燃ごみ中の草木類の約3割を回収できたという結果になりました。おかげさまで今後の新たな施策展開を考えることができています。

WOOMSチームのフットワークの軽さとサポートの手厚さを感じた。

WOOMSのサービスを利用されて、どのような印象を持ちましたか?

従来、ごみ収集業務はすべてアナログで行われていました。WOOMSのようなシステムを導入するのは初めてでしたので、現場職員に受け入れられやすいものを求めていました。導入に際しては先行事例である座間市さんを訪問し、実際に使っている現場職員のお話を伺わせていただきました。想像以上に活用され、現場に定着していることが実感でき、また小田急の方々が現場に張り込んでサポートしていることが印象的でした。

WOOMSのサービスで特に評価されているポイントは何ですか?

WOOMSチームの皆さんのフットワークの軽さとサポートの手厚さを感じています。現地でのフォローや実験中の常時監視など、システムを現場に落とし込む際にスムーズに実施できたと思います。近年では車両の動態管理やルート作成・管理といったシステムが増えてきていますが、収集時の通報から別の車両への割り当てといった流れを容易に実現できたのは、WOOMSを選択したからだと思います。廃棄物収集の現場に寄り添い、様々なサポートが受けられる点も魅力であると思います。

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