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2021/09/01

9月1日 ウェイストマネジメント事業 「WOOMS」 を始動

「“ごみ”のない世界へ。Beyond Waste」を事業ビジョンに!

9月1日 ウェイストマネジメント事業 「WOOMS」 を始動!

~資源・廃棄物の収集運搬のソリューションを通じて持続可能な地域社会に貢献します~

 小田急電鉄株式会社(本社:東京都新宿区 社長:星野 晃司)は、サーキュラーエコノミー(循環型経済)の実現に重要な役割を果たす資源・廃棄物の収集運搬を新たなインフラと定義し、その構築を目指し「“ごみ”のない世界へ。Beyond Waste」を事業ビジョンとするウェイストマネジメント事業 「WOOMS」(ウームス)(以下、本事業)を2021年9月1日に始動します。これは、主に自治体や廃棄物排出・収集事業者を対象に廃棄物収集業務を効率化し、そこから生まれたリソースをごみの削減やリサイクルの拡充へと繋げる取り組みです。

 本事業は、資源・廃棄物に関わる自治体および事業者に、テクノロジーを活用した収集から事務業務の効率化を支援する「収集・排出サポート」と、効率化による余力を活用し、資源循環を高める施策を提供する「資源循環サポート」で構成するソリューションを順次提供します。

 「収集・排出サポート」は、集積所の位置情報をデータ化し、タブレットを活用したルート案内や収集データの蓄積により収集スタッフの業務効率化を促進する「収集サポートシステム」、リアルタイムな収集状況の把握と収集データの活用により業務最適化を促進する「管理サポートシステム」、事業者向けに電子マニフェストの発行などのサービスを提供する「事務処理サポートシステム」の3つの業務システムを確立します。加えて、顧客が抱えるそれぞれの課題に対し、最適なシステム活用を通じた解決策を提案、助言します。

 「資源循環サポート」では、廃棄物削減・リサイクルに加え、自治体における市民啓発に繋がる環境教育プログラム等、自治体および事業者の資源循環施策の実現に向けたアクティベーションや、プロダクトを多様なパートナーと連携・開発し、提供していきます。

 当社では、神奈川県座間市と連携し、廃棄物収集業務の効率化の推進とともに得られた余力を活用し、これまで燃やすごみとして処理していた剪定枝をバイオマス発電用チップの原料とするなど、ごみを資源と捉える活動にも注力してきています。また、次世代への啓発活動として、一般社団法人ゼロ・ウェイスト・ジャパンと連携し、同法人が開発提供する「ゼロ・ウェイストゲーム(ごみゼロゲーム)」を、座間市をはじめとする小学校の環境教育授業へ導入支援するなど、市民啓発活動にも貢献しています。

 また、「収集サポートシステム」を活用して、日揮HDらが進める「国産廃食用油を原料とするバイオジェット燃料製造サプライチェーンモデルの構築事業」に参画し、飲食事業者が排出する廃食用油を資源として活用する等、地域で排出される廃棄物を資源に繋げる取り組みを始めます。

 本事業は、新経営ビジョン「UPDATE 小田急~地域価値創造型企業にむけて~」に掲げる変革に必要な3つの発想(DX・共創・ローカライズ)を取り入れ、鉄道・不動産に次ぐ新たなインフラ事業となり得るものです。小田急沿線におけるまちづくりをはじめ、持続可能な循環型社会の形成に向けて全国展開を目指していきます。

 事業ビジョン「“ごみ”のない世界へ。Beyond Waste」を掲げるウェイストマネジメント事業「WOOMS」の詳細は下記のとおりです。

1.事業ビジョン

「“ごみ”のない世界へ。Beyond Waste」

“ごみ”という固定観念を取り払えれば、“ごみ”の課題はきっとなくせる。資源の無駄も、余計なコストも、担い手の負荷や将来にわたる環境リスクも。そして“ごみ”を減らし、なくしていく取り組みは、やがてビジネスの枠組みを超え、その先にある持続可能で豊かな「循環型社会」につながっていく。Beyond Wasteは、皆さまとともに築きあげ、わたしたちが暮らす日本から世界に誇る「循環型社会」を実現するためのビジョンです。

2.事業名称

「WOOMS」(ウームス)

ごみ(Waste)という概念を小田急(Odakyu)がひっくり返し(W→M)、ごみのない(:ゼロ)世界を実現するという約束を意味しています。また、ユーザーの皆さまや共創パートナーとともにチームとして取り組んでいくという想いを複数のパーツで構成された「WOOMS」の文字に込めてデザインしました。

3.提供サービス

「収集・排出サポート」と「資源循環サポート」のサービスで構成します。

①収集・排出サポート

日本国内での廃棄物収集事業向けに開発する3つのシステムと、資源・廃棄物の収集運搬の効率化のためのコンサルティングサービスをご提供します。

 システムの主な機能

 ・「収集サポートシステム」  :収集状況のリアルタイム把握・収集データの蓄積

 ・「管理サポートシステム」  :リアルタイムな収集状況の把握・収集データの活用による業務最適化

 ・「事務処理サポートシステム」:電子マニフェストの発行

②資源循環サポート

環境教育などの市民啓発活動を展開いただくためのツール類・プロダクトのご提供やプログラム開発支援を行います。また、事業者の廃棄物排出削減やリサイクル促進に向けたアクションプランの策定、実行を支援します。なお、これらの取組みは、一般社団法人ゼロ・ウェイスト・ジャパンをはじめとする外部パートナーと協力・連携し進めていきます。

4.事業開始日

2021年9月1日(水)

※収集・排出サポートにおける「収集サポートシステム」と「管理サポートシステム」は2022年4月に、「事務処理サポートシステム」は2023年度に提供開始を予定しています

5.サービス対象

日本国内の自治体および資源・廃棄物の関連事業者

6.サービスURL

https://www.wooms.jp/

7.お問合せ先

ウェイストマネジメント事業「WOOMS」担当

お問合せフォーム:https://www.wooms.jp/contact/

メールアドレス:zero.waste@odakyu-dentetsu.co.jp

以 上

【参考1 ウェイストマネジメント事業立ち上げまでの経緯】

 当社では、2018年度から、当社グループの事業構造を変革し、鉄道・不動産に次ぐ事業を複数立ち上げていくことを目的に「イノベーションマネジメント」を導入し、その対象領域として社会課題起点で検討を進めてきました。

 新規事業のテーマの1つとしてサーキュラーエコノミー(循環型経済)について調査を進めるなかで、資源循環において重要な役割を果たす収集運搬において人手不足が深刻な状況にあり、地域インフラである収集運搬の停滞は、地域社会の持続可能性に大きな影響を与えかねない課題であることを認識しました。

 そこで、当該課題の解決に寄与し得るテクノロジーを導入し、2019年6月に神奈川県座間市と「サーキュラー・エコノミー推進に係る連携と協力に関する協定」を締結したうえで、同市での実証実験を開始しました。

【参考2 ウェイストマネジメント事業導入事例の概要(座間市)】

1 座間市での実証実験の概要

 2020年8月から市内で「収集拠点のデジタル上への可視化と収集状況のリアルタイムモニタリング」「廃棄物に関するデータを活用したルート最適化」に関する実証実験に取り組み、収集業務のデータ化と視える化を進め、収集と事務業務双方の効率化効果を確認しました。

 また、収集の効率化によって生まれた時間を活用した資源循環サポートとして、同市の小学校において環境教育プログラムの実施や、クリーンセンター職員と協働したパッカー車の車体デザインの考案など、市民啓発活動の充実に向けた取り組みを推進してきました。

2 神奈川県座間市における本事業の活用状況について(座間市長 佐藤 弥斗様より)

「小田急電鉄株式会社 ウェイストマネジメント事業の開始に寄せて」

 ごみの問題は、公衆衛生を目的とした「街をきれいに」から地球環境に配慮した「循環型社会形成」に様変わりしましたが、生活に身近なごみを集める仕事は旧態依然のままです。本市ではこうした状況を改善しようと様々な取組みをしてきましたが、サーキュラーエコノミーを推進するため小田急電鉄㈱様と連携して進めている収集サポートシステムの実証実験によって、収集に従事する職員の意識や作業が変化し、資源化量の増加と可燃ごみの減少が実現しています。

これからもパートナーシップを発揮し、共に未来を創ることにワクワクしています。

【参考3 一般社団法人ゼロ・ウェイスト・ジャパンについて】

 従来のリサイクルを中心にした「ごみにしない」モデルに加え、「ごみを生み出さない」モデル(循環型の生産・流通・販売モデルや、そのためのプロダクトデザイン)をグローバルスタンダードにすることを目指し、行政・民間領域の双方で、ステークホルダーの皆様と共に『ゼロ・ウェイスト』を実践する機会の創出を目指す団体です。同団体が開発した教育キット「ゼロ・ ウェイストゲーム(ごみゼロゲーム)」を使用し、小田急沿線内の小学校で環境啓発プログラムを実践してきました。

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